Running with the Pack / Humble Pie

 パイの未発表音源集で3000枚限定という言葉につられて(限定という言葉に弱い)思わず買ってしまったのだが*1、1999年ぐらいにリリースされてたもののジャケ違い?みたい。よくわからないけど焦って買うほどではなかったかも。まあ内容はいいから許すけど。
 10曲目までがスタジオ録音で11〜14曲目がクレムソン時代のライヴ音源となっている。スタジオ録音ももちろんいいけれど、やはりライヴが凄まじい。あのテンションの高さは異常だ。'Four Day Creep', 'Stone Cold Fever', 'I Don't Need No Doctor'は名盤といわれているフィルモアのライヴにも収録されているけど、フィルモアのライヴではギターはもちろんピーター・フランプトンだった。というわけで、聴き比べるとクレムソンとフランプトンのスタイルの違いがよくわかって面白いし、それが"Smokin'"以前、以後のパイの音楽性の違いにつながっているということがよくわかる。