Blackmore's Night
Past Times With Good Company*1 / Blackmore's Night
リッチー・ブラックモアとキャンディス・ナイトによるコスプレユニット、ブラックモアズ・ナイトのライヴアルバム。2002年リリース。
このアルバムだけじゃなくて、スタジオ盤も久々に聴きなおしてみたのだが、なんか物足りないなあ。以前は結構好きだったのだけれど。物足りなさを感じさせているのは、曲のつまらなさと、ヴォーカルの貧弱さだろう。音楽性自体はわりと良いと思うので、リッチにはこの方向で続けていってほしいと思うのだけれど、上の2点はどうにかならないかなあ。ヴォーカルの方は厳しそうだが。でも、これだったらルネッサンスを聴けばいいじゃん、ってことになってしまうし(少なくとも僕は)、リッチーのギターを聴きたい人は、こんなぬるいことやってないでレインボー復活してくれと言いたくなってしまうだろう。
リッチーのギターは、パープルやレインボーなんかの時よりもずっと素晴らしいと思う。もっともそれは、僕は、パープルなら1期が一番好きだし(それに関してはこちらを参照)、レインボーにはさほど思い入れがないから、そう感じるだけかもしれない。*2
てなわけで、今後に期待ということで、よろしくお願いしますよ、リッチー大先生。
Stormbringer*3 / Deep Purple
上のブラックモアズ〜のライヴ盤でも演奏されている'Soldier of Fortune'が収録されているアルバム。やっぱり、オリジナルの方がいい。けど、もっと好きなのはWhitesnake"Starkers in Tokyo"のヴァージョン。いわゆる「アンプラグド」なのだけれど、その分エイドリアン・ヴァンデンバーグのアコギの美しさと、デヴィッド・カヴァーデイルの渋い歌声が際立ち、聴く者の胸を打つ。
