最近聴いているもの、というか先週の俺チャート@Last.fm

旅路ニ季節ガ燃エ落チル

旅路ニ季節ガ燃エ落チル

アルバム1曲目のイントロを聴いた瞬間、そのアルバムが名盤であるがわかってしまうくらい素晴らしいアルバムがごくまれにある。例えば、Miles Davis"Kind of Blue"や、畠山美由紀"Wild and Gentle"なんかがそうだ。もちろん「それはお前の妄想だろう」と言われてしまったら、「はいその通りです」と答えるしかないのだけれど、実際にそのように感じてしまったのだから仕方あるまい。で、このアルバムにもそれを感じたのでした。ジャンルとしてはパンクとかハードコアとかよく知らないが、まあそんな感じなのだろうけれど、そういうジャンルに括ってしまうことをためらわせる「何か」がある気がする。「何か」ってなんだよって感じですけど、それこそ言葉に出来ない「何か」なんだってことでひとつよろしく。ここまで何も言っていないに等しいのに、さらに空虚な言葉を重ねても屋上屋を架すことになるだけなので、その「何か」を言葉にするのはあきらめます。

ちなみに、なぜこのバンドを聞いてみようと思ったかというと、特集が山下達郎の『Quick Japan』に、達郎と山口隆(サンボマスター)の対談の中で言及されていたからです。山下達郎は「アナーキー、ブルー・ハーツ、イースタン・ユースのレコードは発売日に買った」と公言しているそうな。有名な話なのかもしれないが、僕ははじめて知ったし、ちょっとびっくりした。言われてみれば、達郎がこれらのバンドを好むのは、なんとなくわかる気もするが、後出しじゃんけんであることは否めない。ちなみに、この対談はものすごく面白かった。

ラブ・サバンナ

ラブ・サバンナ

GREATEST HITS

GREATEST HITS

1 The Beach Boys 36
2 The Blue Hearts 33
3 PLAGUES 32
4 Simply Red 16
4 クレイジーケンバンド 16
6 RCサクセション 15
6 Eastern Youth 15
8 Antônio Carlos Jobim 10
9 Laura Nyro and Labelle 9
9 サンボマスター 9
9 高野寛 9