5-15 戸田山和久『論文の教室』

戸田山和久　『NHKブックス 論文の教室 レポートから卒論まで』　NHKブックス

論文の書き方を手っ取り早く知りたい人は、とりあえずこれを読めばいいんじゃないでしょうか。

論理学についてもう少し学びたいなあ、とこの本を読んで思った。*1この本で紹介されていたが同じ著者による『論理学をつくる』(名古屋大学出版会)が良さそう。

あと、アラン・ソーカルについて少し言及されていて、『「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用』(岩波書店)や金森修『サイエンス・ウォーズ』あたりも一応は読んでおこうかなと。

*1:小谷野敦も『評論家入門』(平凡社新書)で「議論を展開するには、論理が必要だ。だから論理学を学んでおくことはいいことである」(p.57)と書いているし。