0154 江藤淳『成熟と喪失』

江藤淳 『成熟と喪失』 講談社文庫

4061962434
成熟と喪失―“母”の崩壊
江藤 淳

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本書とはあまり関係のないことだが、江藤淳が亡くなった年に僕は大学受験だった。その当時通っていた予備校(という名前がふさわしくない小さなところではあったが)で、江藤氏が亡くなった直後ぐらいの授業のときに、今年は江藤淳の文章が入試に出るぞ、というようなことを言われた覚えがある。まっとうな大学入試を経験していないので、実際どうだったかは知らないけれど。