#55 RANDY RHOADS TRIBUTE / OZZY OSBOURNE
ずいぶんと今宵のお供をサボっていたのだが、これからは不定期更新、リレー形式はやめる。思いついたときに取り上げたくなったものを取り上げることにする。
というわけで、今日はこのオジーのライヴアルバムを取り上げる。ランディ死後に発表されたアルバムで、公式にはオジー時代のランディのライヴでのプレイが聴ける唯一のアルバムか。
ジー関連のCDでは一番よく聴いたアルバムだと思う。
ランディ・ローズという人はわたしにとって非常に思い入れの強いギタリストで、初めて'MR.CROWLEY'のギターソロを聴いたときは、脳天をぶん殴られたかのような衝撃だった。クラシックの影響を受けた叙情的で美しいフレーズにすっかり魅せられてしまったのだ。'I DON'T KNOW'や'CRAZY TRAIN'で聴くことのできるリフも素晴らしいし、某ELTが見事にパクった'GOODBYE TO ROMANCE'のギターソロもメロディ、トーンとも完璧と言ってよいくらいで、この上なく美しい。また、普通ならライヴ盤に収録されているギターソロコーナーは退屈なので飛ばしてしまう私だが、'SUICIDE SOLUTION'から続くこのギターソロだけはじっくり聴いてしまう。
高校生のときは本当に聴きまくってたし、もちろん今聴いても全く色褪せていない。ランディ・ローズはとてつもない才能を持った稀有な存在であった。私がこのアルバムを聴いた頃にはとっくに彼は亡くなっていたわけだが、彼のプレイはこうして聴く人を魅了し続けるのだ。